これから国語の勉強について、ページを作っていこうと思います。国語といっても、現代文、古文、漢文、小論文と、ざっとわかれていきますが、さらに現代文だけとってみても、評論、小説といったジャンル分け、漢字や記述といった知識でわける、さらに時代や対象年齢などを考えていくと、複雑になっていきますね。
しかし、意外とこの国語の勉強というのが、システム化されていない。
いや、「受験」ということになると、突然極端にシステム化されすぎてしまって、本当に国語が得意になるのかというとかなりあやしい雰囲気になっていきます。
そもそも、「国語」という学校科目は、何なのか?もちろん、受験とか、テストとか、そういった視点をなくしてしまえば、もっともらしい正解が出てくる可能性は高いのだけれど、たいていの場合、「国語」を得意にする問題としては、学校の科目としての「国語」が語られ、「国語力」という場合には、学校の科目を離れた、なんだかよくわからない「国語」が語られているわけですね。
だから、たいていの大人は、「学校の国語は苦手だけれど、自分には国語力がある」という自覚になり、「国語力はとても大事で、まず国語をしっかりやることが大事」と語りながら「学校の国語がどうすれば点をとれるか」はよくわからない、ということになります。
もっと問題なのは、「学校の国語は大事」→「だから国語を得意にする必要がある」→「予備校や塾の問題を解くテクニックに走る」→「でもそれは社会に出た時の国語力とはあまり関係ない」というところ。
もちろん、このブログでも、テクニックについては語っていくつもりですし、点をとらせることも書いていくつもりですが、しかし、それは「国語力」と連動するものであってほしい。
というような思いで、このブログを始めます。
大きく、「現代文(漢字なども含む)」「古文」「漢文」「小論文・作文」にわけていくつもりです。
対象は、大学受験をターゲットにしながら、中学受験をするこどもたちや、作文の課題に苦しんでいる子どもたちなどにも、参考になる話を書いていきます。
小学生が読んでくれるとは思いませんが、保護者の方や同業の方との交流から、アドバイスできればな、と考えています。