国語の真似び(まねび) 受験と授業の国語の学習方法 

中学受験から大学受験までを対象として国語の学習方法を説明します。現代文、古文、漢文、そして小論文や作文、漢字まで楽しく学習しましょう!

2020年度センター試験国語分析速報!設問の解説~基本的には簡単だが、前年に比べては「?」。漢詩に惑わされた受験生が苦戦か?

一応、「最後」と言われているセンター試験が終わりました。今日は、現段階での国語の設問分析です。

センター試験が終わりました。お疲れ様でした。

一応「最後の」センター試験ではありますが、今後の状況でどうなるかはまったくわかりません。恐ろしい話です。

さて、もう少しすれば平均点予想が発表され、ほどなく正確な平均点も発表され、そして、当然データリサーチも動き出し、あっという間に、センター利用の合否も発表されていきます。

ですから、受験生サイドに立つとあまり、急いで何かをしたところで意味はなく、数日待って正確なデータに基づいて判断していくのがいいんんですが、一国語の教員としては、まずここで分析しないと、放っておいたり、業者の分析でわかったような気がしてしまうので、今自分の力でやることが大事です。

で、もうひとつは、確かにセンターは終わったことなのですが、これが入試の始まりであり、センター試験で何かができなかったところは、当然今後続く、私立、国立二次の弱点となるわけですから、さっさっとつぶしていただきたいわけですね。

そんな二つの動機から、センター試験の問題分析です。

全体傾向~全体としては簡単な問題だが、昨年の平均点が高いので、今年が易化かどうかは…。120点前後はあるのではないか?

やってみて感じたことは、漢文で漢詩が出たこと以外は、比較的ふつうで、そして迷う選択肢が少ないような印象でした。

評論が、このあと解説しますが、内容理解重視のような作りになっていたので、読解中心に進めている人にとっては、迷わずに選べていく印象です。

順番にやっていくなら、かなり心理的にも落ち着いて取り組めるだろうし、かなり自信を持ってすすんでいくような印象ではないかと思います。

ただ、漢文から始めてしまうと、(私は漢文から解くことをおすすめしているわけですが、)いきなり漢詩に出会ってしまい、またこれが慣れていないと惑わされてしまって、混乱した…なんていうことがあるかもしれません。

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これもあとで分析しますが、漢文は設問数が「7」と昔にもどったような少なさになっており、これによって、一問でなんと8~9点落とせるという、おそろしい問題になっています。

というわけで、漢文、漢詩が結構なポイントになったかもしれません。

というわけで、これから分野別に分析していきますが、非常に解きやすく「易」という印象です。しかし、それが「易化」といっていいかどうかはわかりません。昨年が121.6とかなり易しかったからです。その前が110点を2年間切っていることを考えると昨年は易しかった。その前が129とかなり簡単だったわけですが…。

国語のセンターの場合、「現代文のみ」とか「漢文除く」という人が紛れていて、これらの人の中には、本当にいっさい使わない分野をやらない人が入り込むので、実際の平均点は思っているより、低くなります。だから、昨年の121.6でも、全分野やっている人の感覚からすると、「もっと平均高そうだけど…」という印象になります。

なので、易しいことは間違いないですが、昨年より易しいかどうかはちょっとわからない、というのが私の印象です。だから120前後から130ぐらいまでの間だと思います。

 

評論~内容理解重視の問題。問5で本文の内容から例を選ばせる

基本的に、波乱のない問題。

問2~問4については、それぞれの段落キーワードを要約的に頭の中に入れておけば、本文に戻るなどの作業をしなくても、読んでいって答えを選べてしまうようなレベル。つまり、詳細な本文とのすり合わせや、傍線部との詳細な照合などは必要なく、筆者の言いたいことをしっかり頭の中に入れておけば解けますね。

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問2。「違い」を聞いているのだが、対立関係をしっかり整理してしまえば、①と③はさっとはずせる。確かに残った選択肢は形式的な部分になるかもしれないが、④の「視線をとらえる」という文末は明らかに、レジリエンスが「自然の捉え方」になってしまうわけで、「わかる」感覚で読めば、選びようがないですね。⑤も「動的な状態で置いておくこと「自体」を目的とする」という表現にひっかかりがありすぎる。その点、②は要約キーワードを素直に配置してれていて、はずしにくい。

問3。この段落のキーワード、「センサー」が押さえられていれば、③の一択。少なくとも、④、⑤は逆のキーワードを使っているから、①~③しかなくなります。ただ①は「潜在能力」の前半はいいとして、後半にキーワードがない。②は逆に後半に「変化」を入れてはいるが、「刺激」の使い方が変だし、前半がおかしい。これも③を選ぶのは簡単。正解が比較的そのままきています。

問4。傍線部「それ」を指示語として、直前と対応させるだけの問題。その部分で、5択、すべて変えているために選ぶのが簡単になっています。指示内容は「変化する環境の中で自己を維持するために、環境との相互作用を変化させながら柔軟に環境に適応する過程としてのレジリエンス」です。直後には、「変化に適切に応じる能力」とあり、この段落のラストは「自分自身でそのニーズを能動的に充足する力」とくる。したがって、全段落の指示語でやっても、この段落のキーワードでやっても、「自分の力」という形になる。というわけで、この段階で②の一択。やっぱり迷いようがないですね。

問5。ようやく、ちょっとひねりのある問題になる。間違うなら、ここかな。

5段落の「発展成長する動的過程」という言葉をつかまえて、その例を考えさせる問題。ここ数年、このタイプは、センター、私立問わず増えている印象。「文章の言いたいことがわかるなら、自分で例をあげられるよね?」という感じの問題。

5段落の直前を見ると、「環境に合わせて自分を変化させて目的を達成する」ということだし、「発展成長する動的過程」だから「自分が変化する」感じでもある。

となると、「自由な発想」の③とか、変化は変化でもオンオフの⑤ははずせるでしょう。①は「過程」という言葉を使いながら、優勝とかやられると「結果じゃん」という感じではずす。というわけで、もっともらしいことを言っているような④あたりと②で迷う感じでしょうか。こういう問題は、「言いたいこと」と例の対応をしっかり見るのがまず基本なので、変化に言及する④はよさそうでも、よく読むと「勉強する内容」が変化していく、という選択肢なので×。結局、過程を変化させているのは②だけですね。

問6は、ここのところ流行の、表現と構成。表現の問題は、表現そのものとテーマで見ていくのがポイントです。ⅰの表現の問題は、基本的に「具体的に想像」「独自に設定した意味」「本来このましくない」「患者に対する敬意」の部分を、本文を読んで、それらの意味があるか考えればできる感じ。②~④、どれも無理があるので、表現からその言葉が導き出せるか、と考えても、本文に、テーマ的にそういう主張があるか、と考えても×であることがわかるのではないでしょうか。

ⅱ、構成は、段落わけは基本的に選択肢からもらって、役割だけを検討していく。④の「反論」だとすれば、最後で今までの論をひっくり返すわけだから、比較的わかりやすい×選択肢になっているといえますね。

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小説~全体テーマの理解は問5が引き受ける。その他は部分解釈だけでも解けるタイプの問題。

簡単だった印象が強いのは、おそらく小説のおかげでもあるでしょう。基本的に、部分の照合だけをしていけばとれる問題がほとんど。ここのところ聞かれていたテーマ的な問題を、いかにも、という形で問5でまとめているからです。

逆にいうと、形式的な部分、つまり、「傍線部との対照」という作業が必要になっている問題が多いので、フィーリングだけで、傍線部をしっかり見ない人は引っかかることがあったかも。

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問1、例年通りの意味の問題。本文に入れず、表現をもとに例文を考えるやり方で、3問ともひっかかることもなく、答えが浮かび上がるので、簡単。

問2。形式対応の問題。「どういうことか」なので、傍線部との対応。

前半が、「暗いのぞみのない明け暮れにも」。後半が「凝と蹲ったまま、妻と一緒にすごした月日を回想することが多かった」。

あとは対応だけ。後半からすると、②「思い出せなくなる」⑤「かつての交友関係にこだわる」は完全にずれ。③の「生活への意欲」は、むしろ逆。だから、これだけで、①か④。前半は、①が「恐怖にかられる私」で×。結局④しかない。これも結構簡単。この作業をしていれば、ですけど。

問3。基本は同じ。傍線部自体に、根拠を求めつつ、まあ、戦争だよね、というテーマがわかっていれば、しぼれる。まず③とか⑤とかは基本から、切れる。「笑いきれないもの」だから、そこに対する不安みたいなものが入っていない。①とか④とかだと、むしろ戦争に行かせたい感じになってしまうから、たぶん切れたと思います。

問4。理由の問題だから前後から考えないといけないけれど、直接的なことは書かれていないから、文章の流れから、魚芳の状況をおさえて解かないといけない。ここは基本的に、「魚芳が変わっていないこと」、でも「まだ軍務について魚屋に戻れないこと」の2点がわかればよい。最初の部分は、こういう小説だと、「戦争に行って人が変わったか、変わっていないか」のどちらかが問題になるわけで、この表現自体がわからなくても、わざわざ訪ねてきてくれているあたりに「変わらないなあ」というのを持ってこないといけない。もし、ここで「変わっちゃったなあ…。むなしいなあ」となっているのなら、そもそも最初で妻の死に返事がくるはず…という設定もおかしくなるしね。

百歩譲って、「変わった」とここを読むなら、「軍人だから民間人とは関われません!」的な解釈になるはずだが、そのあたりの選択肢はないので、ひっかかりようがない。

というわけで、選択肢のつくりからも簡単になってますね。

問5はテーマ的な問い。そういう読み方ができれば、②しかない。③~⑤はずれすぎ。これだと、魚芳が、軍人として不向きだとか、ちゃんとしてないとか、むしろ戦争送り込み系になってしまう。①だと最初が予感通りということで、あとで驚く感じにならない。

問6、表現ですね。表現の問題は、「表現自体」、「テーマ」、そして「関係」で解きます。③のユーモラスがテーマからずれるのはすぐわかりますし、⑥の妻の病状より、魚芳の思い出に主眼があるのだから、これも結構簡単にはずせます。

 

古文~内容は選択肢や設問でフォローされていて、とりやすい問題。

前注を読むと、宮が女房(宰相)に姫君との仲をとりもってほしいと訴え、その山里を通りかかるとありますから、「ああ、やってきたんだな」という感じ。だから、あとは「うまくいくかいかないか」ぐらい。

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問6を見ると、

  1. 姫君を見かける、宰相に頼む
  2. 宰相は驚いて、尼上と姫君に会わせる
  3. 尼上は、宰相を通じて、自分が死んだあとを頼む。宮はうまくいく気がする
  4. 宮の美しさに、周囲の女房は感動する。宮は静かな山里で出家して姫君とともに暮らしたいと思う
  5. 寂しい山里を去る際、宮は姫君に会わせてほしいと頼む。女房は余韻にひたる。

という感じ。

まず、4は常識から×。出家して恋愛なんてあるわけがない。3は、死と「うまくいく」の感じが気味悪いし、ちょっとやると、問4の台詞であることがわかるので、直接言ってないとまずい。

となると、ポイントは、1、2の姫君に会っているのか、5の姫君に会っていないかぐらいが分かれ目。

問1。いつもと同じ意味問題。昨年もそうだけど、まじめにやった人がしっかりとれる問題。ア、「おぼしめす」が尊敬訳だから、①③④。「~たい」になっているのは、③⑤で決まり。 

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イ、基本単語。時間のイメージがつく人がいるけど、「そっと」だから②。

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ウ、「重なれる」は、品詞分解すると、動詞が「重なる」で已然形。でそうなると、「り」で存続か完了。というわけで、「重ねる」の②⑤が×で、助動詞訳がない①が×。この時点で、③④。

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あとは「あはひ」をどう訳すか、だけど、後の流れから④を選べたはず。語感的にも「色あひ」だよね。

問2。敬語の問題。しいていうなら「侍り」の丁寧語が、聞き手に対する敬意、というところぐらい。dはそのあとの台詞が問4から「老ひ人」であることがわかってしまうので、その人に対して言っていることは簡単にわかる。

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問3。こういう聞き方である以上、直前しかない。「直前数行との対応だな」と気が付くと、訳せなくても「仏の御前」とか「後の世」とかが出て来るので、この対応があるものを選ぶと、③しかない。この辺の対応だな、とさえ気が付けば楽勝。

問4。設問自体に「尼上」の思いであることが示されている。で、この台詞にこめられた気持ちなのだから、ここを訳すだけ。まず、「申す」が、上に動詞がない以上、「申す」しかない。この時点で、①とか③とかは絶対まずい。次に②~⑤に「直接」があるのはなぜか考えると、「つてならで」ではないのか?ということに気付く。これに気付ければ、⑤で決まり。

問5。問3同様直前しかない。「げに、姫君に並べまほしく」とある。これで決まり。「姫君に並べたいから」というようなものは②。

問6、となると、姫君には会えていない。「かまへてかひあるさまに」というのも、「計画して甲斐があるように」ということだから、なんとかしろ、ということ。というわけで⑤。①は姫君に会いたいと言っているわけではない。②、姫君には会っていない。③、亡き後のことではないし、ここからうまくいくわけでもない。④前半はいいが、出家はダメ。

というわけで、古文全体としては、「ああ、ここと選択肢を対照させればいいんだな」ということがわかって、ざっくりと単語力と文法力でその部分が訳せれば間違いようがない作りになっていました。

私立大含めて、解説したところがどうして、そういう訳になるの?という感じの人はこのサイトでしっかり復習してほしいところです。

 

漢文~漢詩ということに惑わされなければいけたはず…。

さて、漢文です。漢詩は出そうな雰囲気が漂ってはいましたが、実際に出ると、びびった、という感じではないでしょうか。

ただ、それ以上に、問題なのが、ずいぶん昔に戻ったような、設問数の少なさ。問一が4点2問で、残りが実は5問。つまり、42点を5問でわけあっているという状態です。なんと1問8点で、これが3問に、残りは9点。ずいぶん昔の、「漢文は一問で10点ていうのがあったんだからな!」という注意を思い出しました。

だから、そもそも漢文をなめていた人は終わってしまったのではないでしょうか。

センターが、たとえば90%とか85%とか80%とか、間違えていい得点を争っているとすると、漢文はわずか2問で約20点、3問で約30点を失うという恐ろしい問題であるということが意識されたかと思います。

来年度以降、もういちどこの怖さを理解する必要がありそうです。

さて、本文解釈ですが、基本的に、「都で果たせなかった志」を持つ彼は「疲れた心身を癒すために故郷に帰り」「自分が暮らす住居を絶てた」とありますから、これを詠んだ詩ということで、注でほぼ終わっています。

強いて言うなら、あとは問6が最後の一文の訳ですから、ここにメッセージがあるかもしれません。

でも、この問6だって、友達、親しい仲間が共通している前提で、注と重ねたら、なんとなく、「田舎っていいぞ」的な感じかなというのがわかると思います。

じゃあ、順番にいきましょう。

問1。いつも通りの漢字の問題。今回は読みなので楽勝。やっているか、やっていないか、ですね。「寡」は、「すくなし」なんですけど、当たり前すぎて、漢字の読みから削っていました。ごめんなさい。入れておくようにします。寡人は「徳の少ない人」で、自分をあらわします。

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問2、最近のセンターの傾向ですね。文構造なのですが、読みとして読めなくはないものが並ぶ傾向にあるので、先に意味、今回だったら、下の送り仮名がある方からせめるのが無難。それを訳して意味があるものを選ぶわけですね。まずありえないのは⑤。「非とするは」と主語になるなら、これが最初のはず。あとは「非」を「非」と読む①とか④とかも苦しいし、特に④は意味も不明になりますね。意味が通る感じで選べば②でしょうね。

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問3。情景を絵で選ぶ新傾向問題。きっとこういうの増えるんだろうな、と思います。実際自分でもやろうとしている問題パターンのひとつですね。でも、傍線部をイメージできるかどうかだけ。まず。「扉をひらきて、南の川に面す」ですから、②か③。続いて、「たにがわをせきとめて、井に汲むに代へ」ですから、②か④。とどめに、「むくげをうえて、かきにつらなるにあつ」ですから、これが①か②。こんな感じ。方角をわざと変えて右左とかに配したら、もうちょっと間違ってくれたかも…って感じです。

問4は、定番の押韻の問題。漢詩で偶数句末抜かれたらこれしかない。というわけで「ou」という音を選びたいので、①か③ですね。あとは意味でとるしかありません。対句的になっているから楽だし、「虹」では、いつもとは限らないしね。

問5、表現の問題ですが、テーマと捉えれば楽勝。逆にこの作業を表現だけでせめると苦戦する恐れもありますね。というのは、①と③が、「音の響きの近い語の連続が」「~という動作につながることによって」というのが、わかりにくいですよね。がんばって、②とか④とかはイメージできても、この①③にひっかかりが残る。特に③の「すがすがしい存在」とかって、なんだかあやしく感じません?

でもね、「表現」は「テーマ」って知っていると、⑤は、世俗のいとなみが、作者にとって遠いって、絶対違いますよね?逆のはず。①、③もテーマ語は、田舎の肯定だから、OKですよね?だから、この感覚を持っているかどうかで、ひっかかり度合いが違ったと思います。

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問6です。さっきもやりましたが、今度は文にそっていきます。選択肢は、「親しい仲間」というのがあるんですが、これは「冀能同」「こひねがはくは、よくともにせんことを」しかない。これは、「請い願いますよ、以下のこと。一緒にできますように」という感じ。主語は「妙善」だから、「美しい風景」、つまり、「美しい風景を一緒にみたい」ということ。まず、一緒にならない②は絶対×。見る感じがない①とか③もおかしいし、⑤の思い出すにいたっては、そもそも家は今作ったわけだから、なるはずがない。そもそも、家を作ったっていう話でしたよね?となると、③あたりだと友達来てないとおかしいですよね。

というわけで、古文と同様、傍線部と選択肢の対応をつめる、という意志だけでもあれば、実は解答にいきやすかったわけです。

 

さあ、ざっと解説をしました。

きっと、答えはわかっているわけで、でも、大事なのはできなかった部分をつぶしていくこと。私大もそうですけど、先生なんかに頼んで、わからなかったことは説明してもらうといい。もちろん、解答もなく、やるのは大変なんですけど、「答えないけど採点してください」みたいな感じでなく、「どんな話か説明してください!」とか「どうやって答え選べばいいか説明してください!」みたいなことなら、先生も多少、答えやすくなるんじゃないでしょうか。

とにかく本命に向けて、できないことをできるようにしていくのみ!健闘を祈ります。