国語の真似び(まねび) 受験と授業の国語の学習方法 

中学受験から大学受験までを対象として国語の学習方法を説明します。現代文、古文、漢文、そして小論文や作文、漢字まで楽しく学習しましょう!

メロスってそもそもなんで走ってるんだっけ? 走れ!「走れメロス」3~教科書定番教材を楽しく

「走れメロス」の解説をしてきたシリーズもいよいよ終盤です。どうもメロスのうさんくささがわかってきつつ、それでも走り出しているメロス。今日はメロスがなぜ走っているかを考えます。

自分勝手なメロス「そもそもその時間で間に合うの?」 走れ!「走れメロス」2~教科書定番教材を楽しく

このシリーズの2回目です。国語教科書に載っている定番教材の解説です。生徒のみなさんが試験勉強に使うのもあり、若い先生が指導案作りの参考にするのもあり、そして、大人になったみなさんがもう一度読み直すのもありです。太宰の「走れメロス」をきちん…

部首の意味を知ると漢字の間違いが減る!?~イメージ化へ 漢字の学習方法2 

前回は、イメージ化の話から、漢字をイメージ化して覚える実践練習をしてきました。 今回は、部首学習の問題点を考えて、漢字を楽に覚えるための部首学習を考えてみたいと思います。

漢字そのものをストーリーにして楽々覚えよう!「イメージ化」の話 漢字の学習方法1 

学習方法のブログが、ようやく記憶の仕組みをある程度説明できまして、イメージ化ということをポイントとしてあげました。 なので、今回は、漢字をイメージ化して覚えやすくしよう、という話。

残虐?な王の事情を考える 走れ!「走れメロス」~教科書定番教材を楽しく

今日は太宰治「走れメロス」の解説です。「走れメロス」をちゃんと読んだら、何がわかるか?太宰はこの作品にどんな仕掛けをしたのか? 今日は、まず「残虐な王」にスポットをあてて、王の立場にたって、王を正当化しようと思います。

「言いたいこと=例=言いたいこと・別の話」の法則 評論・論説の読解 主張のつかみ方、要約の仕方 本文をマークする方法

今日は、現代文、中学入試・高校入試では単純に国語、ということになりますが、評論・論説文の読み方、構造のとらえ方について、説明します。

文法で得点を。読んで、読解を。 古文の学習に入る前に 「古典学習の方針。得点をあげるために。」

これから、高校生以上を対象に、古典(古文)の学習についても書いていきたいと思います。これは、少しずつ進めて、文法の解説や単語の理解、読解の練習まで、最終的には、古文学習がきちんと自分でできるところまで、書いていくつもりです。

小説・物語の読解 実践編 「空中ブランコ乗りのキキ」

前回の物語の話を実際にやってみたいと思います。 扱うのは、中学校1年の教科書に載っていた別役実さんの「空中ブランコ乗りのキキ」です。著作権の関係などがありますから、本文は載せることができませんので、概要でご容赦ください。この話をどのように授…

小説を学ぶ・小説を入試で出題する意義 「物語を読む」ってどういうこと?

最初のうちなので、すごくざっくりとしたところから進めて行こうと思っています。この間は評論・論説文についてざっくりと書いたので、今日は小説・物語のお話。あくまでも、ここでは、小説や物語そのものの価値や意味ではなくて、国語教育としてのお話。だ…

国語(現代文・評論・論説)の偏差値をなんとかするための方法

「うちの子は国語が苦手」という保護者の方に、特に受験のための学校説明会でお会いします。 「国語力」ということが何か素質のように語られてしまっている気がします。あるいは控えめにいって、「読書」で決まる。そうなると「読書が好きかどうか」で決まる…