国語の真似び(まねび) 受験と授業の国語の学習方法 

中学受験から大学受験までを対象として国語の学習方法を説明します。現代文、古文、漢文、そして小論文や作文、漢字まで楽しく学習しましょう!

教科書定番教材シリーズ 森鴎外「舞姫」

高校現代文の定番教材、森鴎外の「舞姫」について解説します。とかく、悪者にされてしまう太田豊太郎ですが、物語の不自然な設定をもとに、彼の論理を理解します。そこから近代という時代に迫ります。授業で行う展開で進めますので、授業案、指導案としても御覧ください。

「舞姫」森鴎外 豊太郎の「恨み」は憎む心 出発点と鴎外の遺書 「それから」「こころ」と漱石

ようやく「舞姫」はまとめになります。もしかしたら、長くなるかもしれませんが、「恨み」と相沢を憎む心、出発点としての「舞姫」から鴎外の遺書、そして漱石の生き方と作品とを対照させてまとめます。

「舞姫」豊太郎の「恨み」に迫る10 無理やりの不自然なラストに君は気づくか?なぜそんなラストが必要なのか?

いよいよ「舞姫」は最後を迎えます。今日は、衝撃のラストとそこに隠された謎について考えてみたいと思います。

「舞姫」豊太郎の「恨み」に迫る9 豊太郎の決断「承りはべり」と答える豊太郎

「舞姫」はいよいよ結末が迫ってきました。前回、エリスの手紙で自らの立場を自覚した豊太郎です。今日はその後を追っていきます。

「舞姫」豊太郎の「恨み」に迫る8 ロシアでの活躍とエリスの手紙

「舞姫」は豊太郎を日本へと引き戻す動きが強くなっています。豊太郎自身はそれを嫌っているところもあるようですが、その動きを見ていくのが今日のポイントです。

「舞姫」豊太郎の恨みに迫る7 「明治二十一年の冬」突然訪れる不幸??

「舞姫」は今日から暗雲が垂れ込めます。キーワードは「明治二十一年」の冬。なぜかわかりませんが冬の到来とともに不幸がやってくるのです。

「舞姫」豊太郎の「恨み」に迫る6 エリスとの生活「憂きが中にも楽しき月日」

「舞姫」の6回目です。怒涛の不幸から束の間の安らぎ。エリスとの生活が始まります。それではエリスと豊太郎の生活を見ていきましょう。

「舞姫」豊太郎の「恨み」に迫る5 エリスとの交際、免官、母の死…怒涛の展開に、隠れている真相!

「舞姫」は前回に、ようやくヒロイン、エリスが登場しました。今回は、そのエリスとの交際が始まり、免官、母の死…と、ジェットコースターさながら、怒涛の展開となっていきますが、そこに隠された謎に迫ります。

「舞姫」豊太郎の「恨み」に迫る4 美しい少女エリスの誘惑

舞姫は今日からいよいよヒロイン「エリス」が登場し、物語が盛り上がりを見せることになっていきます。

「舞姫」豊太郎の「恨み」に迫る3 豊太郎「まことの我」に目覚める~弱くふびんなる心 教科書定番教材シリーズ

「舞姫」の3回目です。今日は、豊太郎が自我に目覚め、そして、「弱くふびんなる心」に気が付くところに迫っていきます。

「舞姫」豊太郎の「恨み」に迫る2 やりすぎな設定~東大創立以来の天才豊太郎 教科書定番教材シリーズ

「舞姫」は、2回目になりました。いよいよ物語を読んでいきます。今日は、「舞姫」の設定を考えます。

「舞姫」豊太郎の「恨み」と「憎しみ」に迫る1 豊太郎はなぜ日記を書くのか? 教科書定番教材シリーズ

教科書定番教材シリーズは、森鴎外『舞姫』に突入したいと思います。漱石の「こころ」と同時に鴎外の「舞姫」をすすめて、ふたつの違いから近代という時代を考えましょう。