国語の真似び(まねび) 受験と授業の国語の学習方法 

中学受験から大学受験までを対象として国語の学習方法を説明します。現代文、古文、漢文、そして小論文や作文、漢字まで楽しく学習しましょう!

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

国語コラム「国語の試験に知識は要りますか?」「模擬講義→試験」の対策は?現代文の入試に向かう考え方

生徒からの質問が同じようなところで、ふたつあったので、質問に答えるようなシリーズも展開しようと思います。今日の質問は、「現代文の入試問題を解くのに、基礎知識は必要ですか?」という質問です。同じような質問というのは「推薦で模擬講義を受けて試…

国語の記述問題に強くなる!型を覚える!自分のコトバで書く!論説・評論記述問題の書き方。

受験も徐々に本番が近づいてきました。今日は、記述問題のパターン分析をしてみたいと思います。中学受験から大学受験まで共通の書き方のパターンを理解しましょう!

古文の読解のコツ4 基本「を・に・ど・ば」で、主客を判別する!会話文の見つけ方。

古文読解シリーズは4回目。今まであえて、問題そのものや歌などに向かってきましたが、ここで、基本中の基本に戻りましょう。有名な「を・に・ど・ば」で主客を決める方法を説明します。

漢文の学習方法7 句法別理解の仕方「再読文字」要は助動詞。読めれば終わりの説明。

漢文句法の説明もいよいよ佳境に入ってきました。1周目(基本事項中心)の最後は、再読文字です。再読文字は「理解」が大事で、覚えることはほとんどありません。

小論文ってどうやって書くの?書き方7つのアドバイス

小論文の書き方は3回目です。ここからは具体的な書き方の注意やアドバイスを書いていきたいと思います。

古文単語は意味分類の表を作って理解しよう! 古文単語の覚え方 単語5「不快な気持ち(つらい・悩む)」をあらわす単語

古文単語は今回が大きな山場。 頻出単語が多い不快な単語です。失恋したり、死別したり、左遷されたり…ドラマには不快な気持ちがつきもの。というわけで不快な気持ちは2回にわけてお送りします。

漢文の学習方法6 句法別の理解の仕方 「比況・比較など」故事成語で理解する。

漢文句法もだいぶ進んでまいりました。1周目はほぼラストに入っております。今日は、比況、比較などの句法を一気に説明していきます。何かと何かを比べてみる句法ですね。

近代短歌への道 与謝野晶子「みだれ髪」も連作の視点でとらえてみる。

近代短歌の授業も進んでまいりまして、与謝野晶子が終わりました。ある種の指導案、授業案紹介であるとともに、大人の方にも、もう一度短歌を読んでほしいなあ、と思ってすすめています。

古文の読解のコツ3 和歌を使って本文を、本文を使って和歌を理解する 伊勢物語

古文の読解シリーズは前回のものを受けて、和歌を使った読解実践練習をしてみたいと思います。本文から和歌を理解し、和歌から本文を理解しましょう!

近代短歌への道 連作という観点で読み直す。石川啄木の場合「東海の」「やはらかに」

近代短歌二人目は、石川啄木です。 超有名人。そして意外と生徒の人気も高い。今日はこの人の短歌を読み込む、というほとでもありませんが、読んでいきましょう。

小論文ってどうやって書くの?「出題の種類の分析・文章を書く手順、文章の構成」小論文の書き方その2

小論文シリーズの2回目です。 前回は、「小論文とは何か」ということがメインでした。今回は、小論文の書き方を具体的に説明していきたいと思います。

古文読解のコツ2 「和歌の理解」和歌から本文を解釈、本文から和歌を解釈。和歌の理解のポイント。そして「修辞」

古文の読解練習シリーズの2回目です。今回は和歌を中心として読解につなげることをかんがえています。 私の立場は、「単語と文法で得点をとる」「読解練習は文章を読むことによってはじめてできる」というものです。

古文単語は意味分類の表を作って理解しよう! 古文単語の覚え方 単語4「不評価・ひどい」を表す単語

単語はどんどんと、そして粛々とすすめてまいります。 単語を覚えるコツは、いろいろな単語を関連付けていくこと。だから、「一語がわからない」→「一語ずつ訳を覚える」というような状態から、「一語を広げて似た言葉や反対の言葉をまとめて理解する」とい…

慶応大学文系学部の小論文分析1「採点基準と各学部でどんな問題が出るのか?」(法・文・経済・環境情報・総合政策)

読むだけで現代文が得意になるシリーズは、「現代文の得点をあげるには基礎知識が必要だ」という観点で書いていますが、こういうものが非常に要求されるのが、東大の現代文と慶應の小論文です。慶應の小論文について、説明をはじめていきます。

文学史の頻出は古典!八代集の時代と、歌物語、「土佐日記」「蜻蛉日記」「枕草子」「更級日記」と源氏以後

文学史シリーズの2回目です。 文学史は前回も説明しましたが、とにかく古典から出題されます。

近代短歌への道 「作者が発表した形で読もう」連作という観点で、短歌をとらえ直す。正岡子規の場合。

短歌シリーズは第3回となりました。前回は、一首だけをとりあげて、解釈をしてみたわけですが、実際にこの作品はどんな情景を詠んでいるのだろうか、ということをきちんと考えてみたいと思います。 前回題材としたのは、 くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の…