国語の真似び(まねび) 受験と授業の国語の学習方法 

中学受験から大学受験までを対象として国語の学習方法を説明します。現代文、古文、漢文、そして小論文や作文、漢字まで楽しく学習しましょう!

「国語の真似び」の大学受験にむけた利用方法と今後の方針

「国語の真似び」は、現状は大学受験を中心としたサイト運営になっています。このサイトだけで基本的な知識について学習できるように作ってきました。今日はこのサイトを使った学習の案内と今後の更新方針です。

「国語の真似び」も、運営して約2年が立ち、最低限必要とされるページが構成できました。

今後はこれらのページの見直しとYoutube動画の追加、実際の問題演習、実際の授業に即したページ、各大学ごとの傾向と対策などを追加していくつもりでいます。

ただ、ブログという性質上、昔にあげた記事が埋もれてしまうこともあり、どのように記事があるのか、どうやってページにたどり着けばいいのかなどがわかりにくくなっていることと思います。

というわけで、今日は大学受験にしぼって、目的ごとにどうやって使っていけばいいかを解説していきたいと思います。

 

自分で必要な記事にたどりつきたい~「カテゴリ」と「サイト内検索」を使う

まず、ピンポイントに自分に必要な記事にたどりつきたい場合、「カテゴリ」と「サイト内検索」を使うことをおすすめします。

PCの場合、画面の右側に、スマホの場合、記事の下までスクロールすると、

まず「探したい人は以下のキーワードからどうぞ」とカテゴリでまとめています。そのカテゴリに行けば、自分が求める情報全体を見ることができます。

基本的にアップロードした記事の順番に掲載されていますので、一番上がそのカテゴリの最新記事となります。たいていの場合、書いている順番が学ぶべき順番ですので、1から学習したい場合は、ページを繰っていき、一番下のものから順に学習していくことをおすすめします。その記事からはできるだけ、次に学習すべきものにリンクを貼っているつもりですが、中には貼り忘れているものもあるかもしれません。

キーワードが決まっている場合、上のカテゴリが思いつかない場合は、さらにその下の「探したい記事を「国語・学び・絵本の真似び」サイトから検索できます」にキーワードを入れていただければ、たどりつけると思います。

このサイトは、「国語の真似び」で国語の学習方法ですが、「学びの真似び」は受験情報や学習方法など、「絵本の真似び」は絵本紹介を扱っていますので、特に推薦入試や小論文などの場合は「学びの真似び」にも関連記事はありますし、大学入試情報などもたどりつくことができます。

キーワードで検索した記事については、どのカテゴリに入っているかをチェックしてもらえると、関連の記事をつかって、合わせて学習できると思います。

 

高校の授業でやっている内容にたどりつきたい

高校の授業の予習や定期試験の勉強などに必要なものを以下にまとめていきます。授業の予習、復習の参考にしてください。

古文~教科書教材の解説も一部あります。

古文の場合、教科書教材の解説はまだ一部ですが、多少説明をはじめています。以下のページを見てください。

www.kokugo-manebi.tokyo

これから自分が授業で扱った教材を中心に、授業のようなページを作成して更新していく予定です。また、解説が必要な教材があればリクエストしてもらえれば適宜その教材を扱っていきたいと思います。

 

現代文~「山月記」「こころ」「舞姫」などの定番教材はこちらから

現代文に関しては、著作権などの関係もあり、現状、近代小説を中心に解説をしています。このサイトの中では、安定して閲覧のあるページです。作品を理解したい場合は、読んでもらえるとうれしいです。

現在は、「山月記」「こころ」「舞姫」「走れメロス」について解説しています。同様に、最新記事が一番上に来ますので、一番下のものから読んでください。

山月記

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こころ

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舞姫

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走れメロス

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現代文~近代短歌や近代詩などで発表が必要ならヒントはここに。

教科書によって扱う作品が違うとは思いますが、短歌や詩についても比較的アクセス数が多いようです。特に正岡子規や北原白秋などの閲覧が多いようです。

近代短歌については、正岡子規、石川啄木、与謝野晶子、北原白秋、斎藤茂吉についてまとめています。近代詩については詩そのものというよりは文学史的な解説になります。

近代短歌 子規・啄木・晶子・白秋・茂吉

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近代詩

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大学受験を見据えて学習し直したい。

今度は、学校の授業ではなく、大学受験ベースで考えていきましょう。本当は学校の授業も大学受験も差はないので、学校の授業だけの時でも、こうしたページをしっかりチェックしてほしいところですが、実際は、大学入試を意識してはじめて、こうしたページで学習しようとしはじめるのかな、と思っています。

古文~「単語」「文法」「読解の実践」

古文です。自分なりにかなり教科書とは異なるまとめ方をしているので、初心者がつまずくところやわかりにくくなっているところを説明しているつもりです。

大きくわけると、「古文単語」「古典文法」「古文読解」の3つですが、現在は「古文常識」も説明しはじめています。

古文単語

古文単語を意味別にまとめ、語源を中心に解説しています。インプットしていくにはこれを使うとわかりやすいと思います。教材でわからない単語がでてきたら、でてきているページを全部復習するようにすると効率的です。

今後は、追加して作ったプリントのページ解説、改訂した単語シートの更新とYoutube動画の撮影、noteなどを使ってプリントのダウンロードなどを検討しています。

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古典文法~動詞・形容詞

古典文法については、かなり教え方が異なっていると思います。大学入試で実践的に使うことを前提にしていますが、むしろ苦手な人にほど読んでほしい、できない人にこそ使ってほしいページです。

あなたが、定期試験を丸暗記で乗り切るならともかく、大学入試で使うこと、あるいはちゃんとわかろうということを目的としているなら、是非使ってください。

Youtube動画もつけています。

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古典文法~助動詞・助詞

助動詞は、ずっと古典文法の学習の中心を占めていると思います。これも動詞、形容詞と同様にかなり教え方が違います。

普通は、助動詞ごとにすべての説明が書かれていきますが、品詞分解することを前提に、接続・意味で項目をまとめ、それを中心にして理解します。特に意味の分類は是非読んでほしいところです。もちろん、活用も説明していますが、いずれにせよ、丸暗記ではなく、現代語に近づけて理解する、あるいは初見の問題を読解する前提で、まとめ直しています。

古典を勉強していても、今ひとつ覚えきれない、勉強したはずなのに模試や過去問題が解けないという人に読んでほしいところです。

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現在、かなり細部まで説明して、MARCH文系以上で問われるレベルに入っています。今後、紛らわしい語の識別にあたるような、入試で問われやすいポイントにしぼって説明していくつもりです。

 

古典文法~敬語

敬語もある程度、レベルがあがると問題となるところです。

基本的に、学校で授業を聞いていると「誰から誰への敬意」ということが聞かれ続けているように感じると思いますが、同じことではあるのですが、大事なのは「主語と客語」です。

「誰が」「誰に」ですね。

これが、一番大事。まあ、これがわかるから、「誰への敬意」という部分がわかるので同じではあるんですが。

その前提が、「身分の高い人が敬語を使われる」ということです。

このあたりの主眼をおいてまとめています。

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古文読解

本文を読むということが「読解」です。

文法がわかったからといって、本文がすらすら読めるわけではありません。

このあたりの方法をまとめたのが、このカテゴリです。

歌の解釈などについてもまとめていますから、入試ベースで考えるととても大事な部分です。

「文法をやったはずなのに、一向に読めるようにならない…」という悩みのある人は是非読んでみてください。

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古文常識

古典を学習していきながら、古典の世界ならではの常識を身につける必要があります。そして、その中のいくつかは、知識問題として直接問われ、またいくつかの知識は、文章読解に必要になります。

これから増やしていく部分ではありますが、最低限の部分はすでに終わっています。

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漢文~「句法」の説明と「漢字」の説明

漢文分野はまだ、句法と漢字の部分しかまとめていません。しかし、現古に比べて、もっとも知識を入れるだけで、得点につながる分野ですので、このあたりだけでも十分です。

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句法の説明は、句法ごとにポイント、覚え方、整理の仕方を変えています。Youtubeもつけましたので、二時間もあればざっと復習できますし、それでかなり得点につながる部分です。

そのあとに漢字を二つのまとめ方で提示しています。まだまだ、「これだけやれば大丈夫だよ」というようなものではありませんが、いくつかの「毎回のように出てくる重要な漢字」はすでに説明できていますので、かなり得点につなげられると思います。

このページは、共通テストの国語の前の昼休みに、とんでもない数のアクセスを獲得します。できれば、そんな直前でなく、もう少し余裕を持って勉強できるといいですね。

 

現代文~まずは現代文の主要テーマをしっかりとわかろう!

現代文は、本当はもっと充実させたいのですが、著作権などの問題をどうクリアするかを考えると、なかなか実践できない部分です。

しかし、この「読むだけ現代文」のシリーズは、まず現代文のテーマを理解することを目的に作っています。

早稲田あたりを狙うなら、まず読んでだいたい理解するということが大事です。

現代文は「わかる」ことと「問に答える」こと。

決して「選択肢が本文にあるか」ではありません。

本当は問題演習を通して、両方を教えたいんですけど、ネットだと著作権の問題があるので、特に「問に答える」の方をやっていくのが難しいんですね。おそらく、「○年の○大学」のように、問題を各自で用意してもらって、本文を引用せずに説明していくしかないのかなと思っています。

問題がない状態で、ブログを書いても読んでもらえるのか…というあたりが不安で手がつけられていません。

というわけで、「読むだけ現代文」という現代文のテーマ理解を読んで、本文が読めるようにしようという部分はほぼ完成しています。

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このあとは、東大の現代文のパターンと、慶應の小論文の学部別傾向あたりには踏み込みたいなと思っています。

 

小論文

基本的には受かるための小論文です。

決して、「簡単に書ける小論文」ではありません。

基本は内容が大事で、知識を入れましょうね、というところ。

総合型選抜、つまりAOとか公募とか落ちるタイプの推薦の人は是非参考にしてください。

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慶應大学の小論文は多少はじめています。

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文学史~源氏物語など主要作品のあらすじ説明と入試で問われるポイント解説

つづいて、文学史。

Youtubeは作らないとだめかな、と感じている部分です。

文学史は、

  1. 「常識」部分、もうちょっと言うと誰でも知っているところ。
  2. やや難しいところ。
  3. そして、細かいところ。

だいたいこの3段階に分けられます。

共通テストでも、1だけでは戦えません。まあ、この1がどこまでかっていうのが難しいところではありますけど。

逆に、3までというと、文学史の教科書の隅から隅までになってしまって、「時間が足りない」とか「コスパが悪い」とか始まります。

この2の部分がどこかを示すために、

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を作っています。政経は今年から問題が変わりますが、大学入試のレベル感を知るためにも残す予定です。

また、源氏物語のあらすじもまとめています。ネットを見ていると、

  • 細かすぎる=巻ごとにあらすじがあるなど、長すぎるし、また、どこがメインかわからなくなる。
  • 大雑把すぎる=源氏と主要女性の関係だけが語られていて、入試レベルではあらすじにならない

という二つが多いので、入試で必要なあらすじと登場人物というあたりでおさえています。授業で話すと一時間ちょっとぐらいの分量にまとめています。

他の作品もあらすじというか、だいたいどんな話かも書いていますので、ある程度頭に入れることが大事だと思います。

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現代文の漢字対策

大学入試レベルではほぼ手つかずです。

ただ、形声文字を中心に、音による分類と、部首の意味の理解を中学受験、高校受験ベースで書いています。これは大学入試でもとても大事な部分ですので、まずは見てください。

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入試問題の選択肢の選び方・解き方など

入試問題の解き方はあまり手をつけられていませんが、概説だけはしています。共通テストなど、選択肢の選び方などはざっくりと説明しています。

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今後の方針予定~古文単語の見直し、慶応小論文解説、古文読解の授業実践

以上で、現在の本ページを使った大学受験勉強のガイドです。

今後の方針としては、

  • 古文単語の見直し、Youtube、追加
  • 東大現代文、慶應小論文の内容解説
  • 古文を中心に読解の実践練習

あたりから始めようと思っています。今後ともよろしくお願いします。